孫と共に制作した自分史冊子

2012年6月。米寿を迎えたおじいちゃんから、「自分史を書き上げたから、冊子にしてほしい」と連絡をもらいました。

当時制作の仕事をしていた私は、喜んで引き受け、ワードにベタ打ちで原稿をもらい、写真もその中に埋め込まれていました。

 

ただし、個人でイラストレーターを所持していなかった私は、パワーポイントで原稿を制作。読むのはおじいちゃんの友達だったため、フォントを大き目に作り上げました。

 

おじいちゃんの戦争体験、家族に対する思い、兄弟に対する思い、そして、今後の社会への思いの詰まった一冊は、多くの人の心を動かす、唯一無二の貴重なものとなりました。

5万円で50冊制作。3年後おじいちゃんは亡くなりました

コストを抑えるために、パワーポイントで制作し、原稿を街の印刷屋に持ち込み、5万円で50冊の冊子にしました。

完成した自分史におじいちゃんとおばあちゃんにとても喜ばれました。孫としてもお役に立てて嬉しかったです。

冊子を友人、知人に配り歩き、おじいちゃんはいつも話題の中心にいました。多くの人から愛され、素敵な晩年を過ごされていました。

 

制作から、3年後、おじいちゃんは90歳で亡くなりました。

この冊子を持って弔辞を読んだ私は、このストーリーを冊子を持っている人だけではなく、より多くの人に届けたいと思うようになりました。このサイトを制作したのは、その思いを実現させるためです。

思いをつなぐ 自分史ウェブサイト

自分史サイト
自分史サイト

紙の自分史はいつかなくなってしまうかもしれません。

 

しかし、自分史をウェブサイトに残しておくことで、出会うことのない子孫にあなたの体験・思いを届けることができます。

 

お金では買えない「思い出」というプレゼントを、後世に残すことができるのは、あなたただ一人です。

 

AYAクリエイティブでは、その温かいメッセージの伝承を、全力でお手伝いいたします。